高流動性セメント系グラウト材(DSグラウト-N)維持管理ソリューション

DS-grout / Maintenance Solution

概要

DSグラウト-Nは、シールドトンネル等の一次覆工セグメントと二次覆工コンクリートとの間に生じた空隙に充填する高流動性のグラウト充填材です。空隙充填によりシールドトンネルの漏水や盤崩落等を抑制し延命化を図ります。

シールド二次覆工空隙充填

シールド二次覆工空隙
空隙充填

このような課題を
解決します

  • 1. コンクリート構造物の空隙を安全・確実に充填したい。
  • 2. 充填材の硬化膨張や硬化収縮を抑制し、確実に充填したい。
  • 3. 充填材の硬化時の発熱温度を低く抑えたい。

特長

  • 高い流動性と自己充填性を併せ持つことで狭空間や入り組んだ空隙にも容易に充填することができます。
  • 材料の練り混ぜ後、硬化が始まるまでの流動性を保持する時間が長く、効率的に施工が可能です。
  • 硬化時の体積膨張がないため施工後の盤膨れやひび割れの発生がなく、無収縮性も確保されています。
  • 硬化発熱温度変化を低く設定し、止水用セグメントシール材の劣化抑制とシール材の止水止効果を維持する材料です。
  • 高流動性でありながら適度の粘性を保持しているためコンクリートの隙間等から漏出することはありません。
  • 材料分離抵抗性もあるため圧送時の材料分離が生じにくく、残留水中での施工も問題ありません。

流動性評価

流動性評価(フロー試験)

従来技術に対する優位性

従来技術 DSグラウト-N
充填材の
区分
一般的な無収縮モルタル シールド空隙に特化した充填材
補修の
信頼性
作業性が悪く、未充填の発生の恐れがある 流動性・硬化開始時間が充填作業にマッチし
空隙の隅々まで充填可能
補修の
安全性
硬化膨張等による盤膨れ・崩落の恐れがある 硬化時の膨張や過度な発熱がなく、
止水用のセグメントシール材の止水効果を維持する

適用領域

  • シールドトンネル等の裏込め空隙充填
  • コンクリート構造物等の空隙充填

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