樹脂系シート型止水工法
(KS工法)維持管理ソリューション

KS Construction / Maintenance Solution

概要

KS工法は、共同溝等のコンクリート構造物の施工継ぎ手やひび割れなどからの漏水を補修するシート型の止水工法です。構造物内への水や土砂の流入を防止することで構造物を健全な状態で維持できます。

施工前
補修後

このような課題を
解決します

  • 1. 地中コンクリート構造物の漏水を止めたい。
  • 2. 高水圧領域(水深50m相当)の漏水を止めたい。
  • 3. 補修後も長期にわたり止水機能を保持し、維持管理コストを低減したい。

特長

  • 樹脂系防水シートと防護ネットを固定金具とエポキシ系接着材で構造物コンクリートに固定し漏水を防止します。
  • 水平変位に対して20mmまでの追従性があり、補修後の地震動等による変位に耐え長期に亘り効果を発揮します。
  • 構造物の施工継ぎ手等からの漏水補修のほか、ひび割れ部からの漏水補修にも適用可能です。
  • 水深50m相当の水圧に耐えられるため、開削トンネルおよびシールド・山岳トンネル領域に適用できます。
  • 補修部分の仕上がり高さは僅か14mmと薄いため、構造物の内空断面への影響が少なく、多数のケーブル等が輻輳するトンネル内でも施工できます。

KS工法(断面構造)

KS工法(施工時と外部からの水圧作用時)

補修時

加圧時

従来技術に対する優位性

従来技術 KS工法
補修方法 高圧注入工法など(漏水部に充填剤を注入) 充填剤+防水シート(漏水部を防水シートで覆う)
補修の信頼性 再漏水が発生するため、繰り返し補修が必要 再漏水の発生がなく、繰り返し補修なし
維持管理コスト 繰り返し補修でコスト高 繰り返し工事がなく低コスト

適用領域

  • コンクリート構造物(トンネル、共同溝、ボックスカルバート、建物等)
  • 開削トンネル補修用(水深10m相当まで)、シールド・山岳トンネル補修用(水深50m相当まで)

登録技術

補修事例

神奈川県横浜市NTT設備(2018年8月)

施工前
補修後

青森県弘前市NTT設備(2018年6月)

施工前
補修後

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