デジタルカメラによる高精度三次元測定(ジオショット3D)その他

Geo Shot 3D / Others

ジオショット3Dに関するFAQ

全般

Q.

ステレオカメラはどういうものでしょうか?

A.

一般的にステレオカメラとは、固定された2台のカメラの視差から三角測量の原理を用いて距離を算出するものです。

Q.

本製品の特徴はなんでしょうか?

A.

本製品は市販のデジタルカメラをベースに開発したステレオカメラで撮影した画像から、三次元測量の原理で3次元点群を生成し、画像内における特定位置間の距離をソフトウェアで簡単に算出することができる「簡易写真計測システム」です。

Q.

撮影できる最短距離と最長距離はどれくらいですか?

A.

計測のための推奨する計測距離は5m~15mとなります。(通常のデジタルカメラとしての撮影は最短1センチから無限遠まで可能)

Q.

専用治具の幅が40cmの理由は何ですか?

A.

理論的にはステー幅を拡げると計測精度は高くなりますが、大きさや重量等持ち運びやすさとのバランスを考えて40cmとしております。

カメラ

Q.

撮影時、三脚を使用する必要がありますか?

A.

三脚は必須ではありませんが、カメラのぶれが測定誤差となるため、撮影時、カメラを固定してください。

Q.

カメラの設定変更や、ズームの利用はしても良いですか?

A.

原則設定の変更は行わないでください(シャツタースピード除く)。

Q.

夜間で撮影しても大丈夫ですか?

A.

夜間の撮影でもはっきりと対象物が写っていれば計測が可能です。カメラのフラッシュだけでは弱いので、工業用のライトなどで現場を照らすとより写りやすいです。

Q.

専用のシャッターを使用する必要がありますか?

A.

原則使用してください。左右のカメラを同時にシャッターを切らないと正しく計測できません。

Q.

SDカードは別売りですか?

A.

SDカードは別売りです。

キャリブレーション

Q.

キャリブレーションは撮影のたびに実施するのでしょうか?

A.

カメラの運搬時に衝撃が加わる恐れがあるため、撮影のたびにキャリブレーションを実施することを推奨しております。

Q.

キャリブレーションボードとはなんでしょうか?

A.

・キャリブレーションボードとは、左右2台のカメラの相対位置と相対姿勢の関連付けをするために必要です。
・現場での撮影前に事前にキャリブレーションボードを撮影して、2台の相対位置と相対姿勢の関連付けをしたキャリブレーションデータを算出し

Q.

キャリブレーションはどのくらいの頻度でしないといけませんか?

A.

初めて使用する前、ステーに取り付けたカメラが動いてしまった時、計測精度が悪くなったときにキャリブレーションを実施してください。

Q.

キャリブレーションボードが曲がったり、汚しても大丈夫ですか?

A.

曲がったり汚れると精度に影響がでます。

Q.

キャリブレーションボードだけ購入できますか?

A.

購入できます。

アプリケーション

Q.

精度はどのくらいですか?

A.

計測誤差の参考値として標準レンズ使用の場合、4m~20mの範囲で垂直水平方向の標準偏差10mm以内、奥行方向の標準偏差30mm以内。
※当社指定条件による参考値。キャリブレーションの精度や環境により変化する可能性があります。また、精度を保証するものではありません。

Q.

雨が苦手とか天候による精度差はありますか?

A.

計測点が写真として写っていることが必要です。水溜りや水滴の反射や積雪時は計測できないことがあります。

Q.

トンネルや建物内の暗い場所での精度はどうですか?

A.

画像として認識できないと計測精度は悪くなりますので外部照明をお使いください。

Q.

32bitマシンで利用出来ますか?

A.

32bitマシンには対応しておりません。64bitマシンでご利用ください。

Q.

出力されるデータのファイル形式は何ですか?

A.

CSVファイルです。

Q.

CADと連携出来ますか?

A.

現状出来ません。CSVファイルを活用してCADにデータ入力願います。

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