セキュアロケーティング
システム防災ソリューション
Secure Locating System / Disaster Prevention Solutions
概要
セキュアロケーティングシステムは、光ファイバケーブルそのものをセンサとして使用するもので、ライフライン管路等と一緒に光ファイバケーブルを地中に敷設し、周辺で行われる掘削工事等の振動を検知し、管路損傷事故等を未然に防ぐことを目的としたシステムです。
このような課題を
解決します
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1. ライフライン設備の健全性を常時、監視したい。
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2. 重機工事等による不慮の事故からライフライン設備を守りたい。
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3. ライフライン設備周辺の工事発生場所を地図上で確認したい。
特長
- セキュアロケーティングシステムは、光ファイバケーブルそのものをセンサとしているため、長距離を低コストでモニタリングできます。
- 重機工事等が埋設管路周辺で発生した場合、振動を検知し工事場所を特定できるため埋設物損傷等の事故を回避できます。
- 検知した工事の発生場所は、監視システムの地図上に表示されますので、埋設管路ルートのどの位置で工事が行われているかすぐに確認できます。
- 1つの検知システムで最長10kmまでのモニタリングが可能ですので、長距離監視を低コストで実施できます。
- 重機の振動特性(振動強度や振動発生回数等)に合わせたパラメーターを用いて検知した振動をフィルタリングすることで重機による振動と
重機以外による振動を識別できます。
振動検知の原理
測定器から出力されたレーザ光が、スタートセンサにより2つに分配されます。レーザ光は監視区間の2本の光ファイバ内をそれぞれ通過した後、エンドセンサで合成されて測定器に戻ります。静的な状態では、分配した2本の光ファイバを通るレーザ光の波形は同一ですが、振動状態では2本の光ファイバを通る波形に位相差が生じるため、その変化を検知することで振動の発生の有無と発生位置がわかります。
セキュアロケーティングシステムの適用例
- 地中埋設管路の周辺工事等のモニタリング
- 敷地内の侵入検知(空港・工場・港湾・太陽光発電所 等)
- 落石検知モニタリング
- 斜面・堤防等の崩壊モニタリング
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